こんにちは!ドローン社長です!!
2023年末に満を持して発売されたDJI Agras T25。
サイズ感や機能など、日本の農業に最適化された機体は今後Agrasシリーズの主力となっていくことが予想されます。
しかしながら、私はそんなタイミングでAgras T30を購入しました。
その理由としては、より効率的な肥料散布と機体実績、そして計画的にAgras T25の購入を検討しているからです。
Agrasシリーズ全機種の『世界一わかりやすい比較表』は下記をご覧いただきたいのですが、今回はどの機種を購入しても最初に行わなければならない『アクティベーション』についてお伝えします。
『アクティベーション』:
「機能の有効化」という意味で、購入したドローンを使用できる状態にすることをいう。
この作業を行わないと、ドローンを使用できないわけですが、基本的には代理店がアクティベーションの代行作業を行っています。(購入者が行う場合もあり)
私の場合、デモフライトの予定などもあったため、発送を優先していただきました。
私はこれまでDJI Air2SおよびMAVIC 3 Multispectralのアクティベーション作業を行ったことがあったので、比較的スムーズにT30のアクティベーション作業を行えましたが、たぶん初見の人はまったくわからないはずです。
しかも、インターネットで調べてもニッチな分野だけに情報が乏しく、ほとんど知りたい情報にたどり着かない状態で、このブログに辿り着いたのはそんな方々だろうと思います。
そこで、ドローンがより多くの方に広まるために、アクティベーション作業を備忘録としてこのブログにそのやり方を残しておこうと思います。
アクティベーション前の準備
DJI Agras T10/T30のアクティベーションを行うには、まず下記の事前準備が必要です。
- DJIアカウントの取得
- セットアップ用ソフトウェアの準備(必要に応じて)
① DJIアカウントの取得
DJIアカウントは、すべての機体や送信機、ソフトウェアを紐付けるために超重要となります。
そのため、まずはDJIアカウントの取得が必要です。
すでにDJIアカウントを取得済みであれば、あらためて作成する必要はありません。
② セットアップ用ソフトウェアの準備(必要に応じて)
セットアップ用のソフトウェアである『DJI Assistant 2 for MG(PC用)』が、DJI公式サイトに準備されています。
ダウンロードはちょっと待って!続きをよんでから!
セットアップについて、クイックスタートガイドでは『送信機』または『DJI Assistant 2 for MG』で行うと書かれています。
より簡単に行ったほうが楽ですので、wifi環境化であれば『送信機』のみでアクティベーション作業を行うことをおすすめします。
そのため『DJI Assistant 2 for MG』でのセットアップ方法は省略しますww
アクティベーション方法(Agras T10/T30)
事前準備が完了したら、アクティベーション作業を行いますが、アクティベーション方法がどこにも詳しく書かれていません(汗)
ですが、動画でメチャクチャわかりやすく説明しているYou Tubeチャンネルを発見したので紹介します。
ちなみに海外チャンネルのため、英語での説明になりますが、You Tubeには自動翻訳機能がありますので全く問題ありません。(You Tubeの字幕機能をオンにする方法)
以下の動画を見て、一時停止しながら作業を進めるのが一番カンタン!
動画の10分15秒からソフトウェアのアップデートについて説明していますが、バージョンには注意が必要です。
基本的には最新バージョンにアップデートすることが推奨されていますが、最新バージョンにするとRTKネットワーク接続エラーが発生する場合があります。
そのため2024年1月現在、私は送信機は末尾509、機体は末尾510のファームウェアバージョンを使用しています。
ファームウェアのエラー情報などは、リリースノートで公開されるそうなので随時チェックが必要です。
(注意)
動画でも説明はありますが、アクティベーション後にDJIアカウントに再ログインが必要になる場合があります。
「動画どおりにアクティベーションができた〜!」と喜んでいると、この部分を見逃すので一応書いておきますね♪