こんにちは!ドローン社長の白石です!!
DJI Agrasの専用発電機D6000i のアクティベーションができないという問題については、下記の記事でお伝えしました。
しかし、『アクティベーションしたのに充電ができない』という問題も同時に発生していたので、その解決方法についてもシェアしておきます。
この記事を読むと
・アクティベーションしたのに充電できない理由
・問題が発生した場合の解決方法
・よくあるミス
がわかります。最後までよろしくお願いいたします!
アクティベーションしたのに充電できない理由
この記事に辿り着いた方は、「D6000iはアクティベーションしたのに何で充電できないんだ」と半ば怒りながらググった方なのかなと思いますww
説明書には、アクティベーションを完了させるだけで充電可能というニュアンスで記載されていて、エラー発生時の対処方法の記載はありません。
ですので、充電できない理由の検討すらつかないという状況に陥ってしまいます。
(ちなみに私がそうでした(泣))
前フリはこのくらいにして、アクティベーションしたのに充電できない理由ですが、
それは…
D6000i とバッテリーのバージョンが一致しない
ことが原因となります。
(どこにも記載されていないので、メーカーさんにお聞きしました)
ちなみに、エラーが発生したときのAgras T30および送信機のバーションは以下のとおりでした。
T30 | 送信機 | D6000i | |
ファームウェア バージョン | 末尾510 | 末尾509 | 最新 |
では、この状況のどこに問題があって、どのように解決するかについてを次の項で説明します。
問題が発生した場合の解決方法
正直、この問題は考えて解決できるものではなく、知っていなければ解決できない方法です。
結論を言うと解決方法は、
機体と送信機のファームウェアを一旦最新バージョンにアップデートしてから、実際に使用するバージョンに戻す
という作業を行うことです。
何故、この方法で解決するのかは不明ですが、この作業を行うことで問題なく充電できるようになりました。
注意点があるので、操作する前に以下をチェックしてください!
お使いのファームウェアで粒剤のテンプレートを作成し保存している場合、ファームウェアのアップデートとダウングレードでテンプレートが消去されてしまいます。
この問題の対処方法はないため、再度テンプレート作成する必要があります。
私はこれを認識しておらず、後からテンプレートが消えていることに気付きましたが、知ってて消えるのと知らずに消えるのは違うと思いますので念のため覚えておいてもらえたら幸いです。
よくあるミス
私はこれでようやく問題なくD6000iを使えるようになりましが、実際は散布の現場で発電できないことが気付いたので、業務に支障が出ました。
この記事をお読みの皆さんには、私のような失敗をしてほしくないので、事前準備と確認をおすすめします。
それと最後に『よくあるミス』も書いて起きますので、充電できないときに行うチェック項目として参考にしてもらえればと思います。
〜よくあるミス〜
□ 燃料コックがONになっていない
□ 燃料が入っていない
□ エンジンオイルが入っていない
□ D6000iのコネクターは接続したがバッテリーONになっていない
□ D6000iのコネクターが、しっかりバッテリーに接続されていない
どれも単純なことですが、散布業務が始めてだったり、時間的に焦って作業していたりすると、こういった単純なことに気づかず大事な時間を奪われることになります。
この『よくあるミス』もまた今度記事にしたいと思うので、皆さんはこんなミスを犯さないようにしてくださいね!