こんにちは!ドローン社長の白石です!!
今回は、最近お問い合わせやお申し込みが増えている 「肥料散布」 についてお伝えします。
ドローンによる肥料散布を積極的に活用している地域もありますが、まだまだ普及が進んでいないのが現状です。
そのため、ネット上にも情報が少なく、詳しく知りたい方も多いのではないでしょうか?
この記事では、肥料散布について 「メリット・デメリット」「使用できる肥料の種類」「費用」 などを、わかりやすく解説していきます。
ぜひ最後までご覧ください!
肥料散布のメリット

ドローンで肥料を散布する最大のメリットは 「重労働からの解放」と「省力化」 です。
栽培方法によってはメリットをあまり感じないケースもありますが、 一般的な農業では大きな利点 となるでしょう。
① 重労働からの解放
近年では「一発肥料」が普及し、田植えと同時に施肥する農家も増えていますが、 追肥が必要な場合、ドローンが非常に役立ちます。
特に 追肥の時期は真夏!
近年の気温上昇により 30度後半~40度を超える日 も珍しくありません。
そんな暑さの中、 人力で肥料を散布するのは大変な重労働 です。
ドローンを活用すれば、この過酷な作業から解放され、 身体への負担を大幅に軽減 できます。
② 省力化
農業従事者の数は年々減少しており、少人数で作業を行う必要があります。
そのため、 効率的な作業が求められている のが現状です。
ドローンを活用すれば、 少ない人数でも短時間で広範囲の散布が可能 になり、農作業の負担を軽減できます。
肥料散布のデメリット

メリットが多い一方で、 いくつかのデメリット もあります。
特に 「散布コスト」と「ドローンの苦手な作業」 について知っておく必要があります。
① 散布コスト
ドローンでの散布には”コスト”がかかります。
・ 業者に委託する場合 → 依頼費用が発生
・ 自分でドローンを運用する場合 → ドローンの購入・維持費が必要
また、 粒剤肥料の散布は事前の吐出テストな追加作業が必要で、液剤散布より手間がかかります。
そのため、 散布費用は液剤散布より高めになります。
コストと省力化のバランスを考えることが重要です。
② ドローンが苦手な作業
ドローンは 自動航行で圃場に均一に散布 できますが、 圃場の端ギリギリまで正確に散布するのは難しい という特徴があります。
散布は インペラを使って粒剤を弾き出すシンプルな構造のため、端まで散布しようとすると 圃場外に飛び出してしまうことがあります。
そのため、 ドローンパイロットが微調整しながら散布を行いますが、 風の影響などを受けることもあるため、多少の誤差は許容する必要があります。
ドローンで散布できる肥料の種類

農業用ドローンは 液剤・粒剤・粉剤 の散布が可能です。
① 得意な順番
- 液剤 (最も安定して散布できる)
- 粒剤 (湿気や粒の大きさによる影響あり)
- 粉剤 (風などの影響を受けやすい)
特に 粒剤の散布ニーズが高い ため、 粒の大きさや湿性 が気になる方も多いかと思います。
② 散布できる肥料の条件
- 粒の大きさ → 従来の肥料であれば問題なく散布可能
- 湿性 → 乾燥した肥料のみ散布可能
基本的に 追肥は乾性肥料 なので、ドローンでの散布が可能です。
ペレットタイプの肥料は、散布時に粉状になりやすい ですが、大きな問題はありません。
ドローン肥料散布の費用

ドローンによる肥料散布の費用は 2,000円/10a(肥料20kgまで) から設定しています。
前述のとおり、 粒剤散布は液剤散布よりも工程が多く、高度な技術が求められる ため、費用はやや高めになります。
価格の見直しについて
農家の方から 「10aあたりの散布量が数kg程度の肥料もある」 とのお話を伺いました。
そのため、 価格の見直しを検討中 です。
「今年の栽培計画に影響するので、早めに知りたい!」 という方は、お気軽にお問い合わせください。
まとめ
今回は、 ドローンによる肥料散布 についてお話しました。
まだ粒剤肥料の大規模散布に対応している業者は少ない ですが、お住まいの地域にドローン散布業者 がいれば、ぜひ問い合わせてみてください!
業者側も ニーズがあれば対応を検討する可能性が高いので、ドローン散布が より普及するきっかけ になれば嬉しく思います!
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