こんにちは!株式会社 DRONE金沢の「ドローン社長」です。
「ドローンで農薬を撒けば楽になる」
最近ではそんな声をよく耳にするようになりました。
確かにドローンは効率的ですが、農家の皆さまが一番不安に思っているのは「本当に安全なのか?」「薬害のリスクはないのか?」という点ではないでしょうか。
私たち株式会社 DRONE金沢は、法人4期目を迎え、2026年で散布事業は3年目となります。
これまで累計540ヘクタール以上の散布実績を積み上げてきましたが、面積が増えるほどに「知識のアップデート」の重要性を痛感しています。
そこで今回は、さらなる安心をお届けするために参加してきた「令和7年度 石川県農薬管理指導士研修会」の模様と、散布事業に携わる者が持つべき「志」についてお伝えします。
なぜ、ベテランの散布業者こそ「学び」が必要なのか?

これまで多くの現場で散布を行ってきましたが、扱う薬剤の種類が増えるにつれ、注意点や効果についての知識も深まってきました。
しかし、事業を拡大し、より広い面積をお預かりする立場として、改めて「環境への配慮」や「薬害のメカニズム」を基礎から学び直したいと考えました。
そこで足を運んだのが、石川県庁で開催された「農薬管理指導士」の研修会です。
実は、この研修の存在を知ったのは、昨年設立した「石川県農業ドローン協会」の理事長からのお誘いがきっかけでした。当日は、私を含め協会員5名で参加し、身の引き締まる思いで講義を受けてきました。
農薬管理指導士とは?

石川県農林水産部が主導するこの研修では、各分野の専門家から以下の重要な任務について説明がありました。
農薬管理指導士の主な任務
・周辺環境や人体への被害防止
・農薬の適正な使用の指導
・保管・管理の安全確保
一言で言えば、「農薬を正しく扱い、誰にも迷惑をかけずに効果を最大化させるスペシャリスト」のことです。
石川県では、農薬の取り扱い、使用に関する安全性の確保を図る観点から、農薬販売者、防除業者、ゴルフ場における農薬管理責任者、生産者団体等の営農指導者等の資質向上対策の一環として、農薬の取り扱いについて指導的役割を果たすべき者を「農薬管理指導士」として認定しています。
農薬管理士は、農薬販売者や防除業者の中での中核的な存在として、また、ゴルフ場における農薬の取り扱いの適正化を図る責任者として、自らの立場を充分に認識した上で、その任務に当たってください。
1. 農薬管理指導士の任務
(1) 農薬管理指導士は、以下に掲げる事項を中心に、他の農薬販売者、防除業者、農家など農薬使用者に指導、助言を行い、適正な防除を推進してください。
- 農薬の特性をふまえた適正な使用
- 農薬使用に伴う人畜に対する危害防止及び環境保全
- 農薬使用基準の遵守
- 農薬の適正な保管・管理
- 毒物又は劇物に指定された農薬の適正な取り扱い及び適正使用
- 病害虫・雑草防除に関する正しい知識
- 事故例が多い、特に注意を必要とする農薬の安全使用
- 水質汚濁性農薬の適正使用
- 県が定めた病害虫・雑草防除指針に基づく防除の実施
(2) 農薬管理指導士は、農薬危害防止運動など、県及び関係団体が実施する農薬の適正使用に係る指導事業に対して、積極的に協力してください。
(3) 農薬管理指導士は、その任務を確実に遂行するため、県などが主催する研修会への参加、農薬及び植物防疫に関する情報の収集などを行い、日頃から、自らの資質の向上に努めてください。
散布代行の「本質」を見失わないために

私たちは散布代行として、お客様から対価をいただいて仕事をしています。
ついつい「どれだけ面積をこなせるか」という数字に目が行きがちですが、それはあくまで結果に過ぎません。
- 一体、何を何のために撒いているのか?
- この農薬が環境にどんな影響を与えるのか?
これらを知らずに、ただドローンを飛ばすだけでは、プロとしての本質を見失ってしまうと感じたのです。
これからドローン散布を始める方へ

正直なところ、ドローン散布業者にとってこの「農薬管理指導士」の資格は必須ではありません。
農業ドローンライセンスがあれば散布自体は可能です。
しかし、「お客様の大切な作物を預かる責任」を考えれば、受けない理由はどこにもありません。
これから散布事業に参入しようとしている方は、ぜひ受講を検討してみてください。
受講料は無料で、3時間程度の講習で得られる安心感は計り知れません。
2026年、さらに進化した「安心」をお届けします

今年から私は、株式会社 DRONE金沢の「農薬管理指導士」として、現場に立ちます。
今まで以上の知識と責任感を持ち、環境や安全に徹底的に配慮した散布を行っていきますので、「ドローン散布を頼みたいけど、ちょっと心配…」という方も、どうぞ安心してお任せください。
大切な田畑を守るパートナーとして、2026年も全力で飛び回ります!


